花粉シーズン真っ只中でも、コンタクトレンズを常時外せないという方は珍しくないですが、目の症状が悪化しやすい花粉症の方には、コンタクトの装用はあまりおすすめはできません。
ただ、コンタクトの利便性を知ってしまった以上、いくら花粉症だからといって外すのは面倒ですし、花粉がなくなれば通常通り使えるからなどの理由で、花粉の飛散期ピークでもついついコンタクトを使ってしまってはいませんか?!
そんな方におすすめなのが、花粉症対策に効果的なコンタクトをつけたままで使える目薬です!
目薬はどれも同じじゃないの?!と思われがちですが、目薬の成分によってはダメな理由があるんです!
ここでは、花粉症の目薬のコンタクトレンズありでも使えるおすすめ商品や、市販ランキングなど、コンタクト愛用者は特にチェックしてほしいお得情報をご紹介します!
気になるコンテンツからご覧ください!
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花粉症の目薬はコンタクトレンズなしが基本?!
花粉症になると、日頃では考えられないくらいの目の痒みや目の腫れなど、いかにもアレルギー反応といった症状で苦しむ方も多いので、目薬の需要が高まる傾向にあります。
私も万年花粉症体質の一人なのですが、普段では目の痒みや充血に悩まないはずなのに、暖かい季節になった途端に、瞼が腫れあがって朝一番で鏡を見てびっくりした経験があります。
目に違和感を覚えると、人は無意識のうちに過度な力を加えて擦ってしまうことが多く、痒みを抑えるためにしていたつもりが、いつのまにか目の周りの皮膚を傷つけてしまうことになるのです。
目の痒みは、花粉だけではなくコンタクトをつけている場合も起こりやすく、目に潤いが足りなくなったり、小さなゴミが入り込んだりした際に不快感となって私たちを苦しめるのです。
特に、花粉シーズンには花粉の飛散量次第ではコンタクトレンズを曇らせるくらいの威力が予想されますので、できるだけコンタクトレンズの装用を控えるのが賢明ではあります。
さらに、花粉症に効く有効成分が入っている目薬の場合、「コンタクトを外してから点眼してください」と注意書きされていることが多く、目薬は裸眼の状態で点眼することが望ましいとされえています。
コンタクト愛用者の中には、花粉症の症状以外でも目の痒みや充血に悩む方も多く、薬局やドラッグストアで目薬を探す際に、「コンタクト用」という言葉をパッケージ内で自然とチェックしてしまう方も実は多いようです。
実際に目薬コーナーを覗いてみると、コンタクトなしで使うのが通例の目薬の売り場が大半を占めてはいるのですが、コンタクト用も設置されていることも多く、全くないというわけではありませんが、やはり裸眼用の目薬の方が商品展開も拡大されています。
「コンタクトなしでは生きられない!」という方は無理強いはしませんが、眼鏡や花粉症を少しでも和らげたい方には、コンタクトを付ける代わりに眼鏡をかけるなどして、目に負担がかからないようにすることも大切なので覚えておきましょう!
また、花粉対策方法はたくさんありますので、以前記事にした【花粉症対策はメガネやサプリメントで花粉を撃退!お茶の効果も調査!】では、眼鏡やサプリメントなど、様々な対策で花粉をブロックする方法を紹介しているので一度ご覧ください!
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花粉症の目薬のコンタクトがダメな理由とは!
花粉症用の目薬の場合、そのほとんどが裸眼用のものが多いのですが、人によってはコンタクト用の目薬ではないのにうっかりコンタクト装用の目にさしてしまった方もいるのではないでしょうか?
実は私もその一人で、その時はたまたまコンタクトを付けていることを忘れていて、目薬をさした瞬間に「やってしまった!!」と声を出してしまったのを今でも覚えています。
目薬は目をすっきりさせる爽快感のあるもののイメージが強いですが、医薬品に分類されていることもあり、花粉のアレルギー症状を抑えてくれる有効な成分が入っているものがほとんどです。
ですので、コンタクトレンズへの影響が全くないというわけではなく、目薬の種類によっては悪影響になってしまう場合もあります。
そもそも目薬というのは、成分のほとんどが「水」であり、一度開封すると殺菌の増殖や腐敗してしまうリスクが高くなってしまい、長時間置いておくと品質が悪くなってしまう恐れがあります。
そのリスクを防ぐために使われるのが「防腐剤」であり、開封した目薬の状態悪化を阻止したり、少しでも長く使えるような手助けをしてくれているのです。
実は、目薬の販売基準はとても厳しく設定されており、防腐剤の種類も細かく決められているため、防腐剤が入っているからといって目に危険があるというわけではないのです。
むしろ、目に負担がかからないようにするために防腐剤の量も制限されているので、目薬の品質だけでなく、視覚を司るデリケートな部分でもある目を守るための処方がされているのです。
ただ、コンタクトレンズ装着時の目にはあまり優しい処方ではなく、防腐剤がコンタクトに吸着されやすい特性を持っているので、コンタクトをつけたまま目薬を頻繁にさしてしまうと、目の角膜に負担をかけてしまうことになります。
また、コンタクトが歪んでしまったり、変色する危険性もあるので、コンタクト用ではない目薬の使用はできるだけ控えた方が良いのです。
さらに、目薬の成分によっては、目の充血を抑えるために血管収縮剤が配合されているのですが、この成分によって目の酸素不足を引き起こすことが予想されるので気を付けましょう。
目薬に防腐剤が入っていなければ、基本的にはコンタクト装用時でも使えるようですが、「防腐剤フリー」とパッケージに記載されている場合、「塩化ベンザルコニウム」や「パラベン」などの目薬によく使用される防腐剤を指していることがほとんどです。
なので、場合によっては低刺激の防腐剤が含まれているケースもあるので、今使っている目薬がコンタクトでも使っていいかを知りたい場合は、一度眼科に行って専門家の意見を聞いてみるのもおすすめですね。
ちなみに、目薬に防腐剤が入っているからといって永久的に使えるわけではなく、開封してから約1ヵ月間が使用期間となっていますので、用法や用量をしっかり守って使い切るようにしましょう。
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花粉症の目薬~コンタクト用ランキング市販編~
花粉症で処方される目薬のほとんどが、裸眼でも使用を推奨されるため、コンタクト用の目薬を探すのは困難に思えるかもしれません。
「コンタクトをつけたままでも安心して使いたい!」そんな方に朗報なのが、コンタクトをつけたままでも花粉によるアレルギー症状を抑える成分が配合されているものが各メーカーから少しずつではありますが販売されているのです!
ここでは、花粉症対策に使えるコンタクト用の市販目薬をランキング形式でご紹介します!
1位:ロート アルガードコンタクトa
引用:https://www.amazon.co.jp/
花粉症のコンタクト愛用者に絶大な人気を誇る、ロート製薬のアルガードシリーズのコンタクト用目薬は、花粉・アレルギー用目薬部門ランキングでも上位になるくらい、コンタクトなしの目薬に引けを取らない需要の高さが注目されています。
「ロート製薬といえば目薬!」というくらい定番にもなっていますし、コンタクトをしたままでも目の痒みに効果的な目薬を作ってくれたことに感謝したいですね!
こちらの商品には、通常の花粉症の目薬にも使われている抗ヒスタミン剤でもある「クロルフェニラミンマレイン酸塩」が配合されているので、花粉のアレルギーによるしつこい目の痒みを抑えてくれる優れものなのです。
しかも、コンタクト用目薬なので、目の潤いを維持したり、コンタクトを付けた際の不快感などの解消にも役立てることができます。
防腐剤の「塩化ベンザルコニウム」や血管収縮剤も配合されていませんので、目の角膜にも優しい処方も嬉しいですし、コンタクトをつけたままでも花粉症ケアができるのはありがたいですよね!
2位:ライオン スマイルコンタクトEX AL-Wクール
引用:https://www.amazon.co.jp/
目の痒みと炎症に効くW処方が特徴的のライオン株式会社のスマイルコンタクトシリーズですが、こちらはクールなさし心地が特徴なので、花粉シーズンでもすっきりとした爽快感が味わえる人気商品です。
おすすめポイントとしては、「抗ヒスタミン剤」によって目の痒みを抑えるだけでなく、「抗炎症成分」によって目の炎症を鎮静させる効果が期待できるところです。
花粉症になると、目に対する負担が思った以上にかかってしまうこともあり、炎症の度合いも悪化することも増えてくるので、炎症を抑えてくれる成分が入っているのは心強いですよね!
しかも、目に栄養も補給してくれるので酸素の行き届いた状態を保ってくれますし、目やにや花粉も洗い流してくれる優れものです。
また、目薬に爽快感を求めたい方にもおすすめなので、花粉症によって頭がぼーっとしたり、視界が曇りがちになっている場合にも、シャキッとさせてくれる使用感を一度味わってみてください!
3位:ライオン スマイルコンタクトEX AL-Wマイルド
引用:https://www.amazon.co.jp/
こちらの商品は、2位でご紹介した目薬と成分はほとんど変わらないのですが、さし心地が優しいマイルド処方になっているので、目薬でありがちなしみるような使用感が苦手な方におすすめです。
人によっては、目薬を点眼するのを躊躇ってしまう方も多く、その原因となっているのが目に対して刺激の度合いにあるといわれています。
目薬の種類の特徴として、爽快感のあるクールタイプの販売が増えているのが特徴なのですが、これはすっきりとした使用感だけでなく、クールなさし心地が目の痒みを抑えてくれるような感覚になることも人気の一つになっています。
冷たいという感覚は神経が集中しやすく、目の痒みを忘れやすくなる傾向にあるのですが、場合によってはその冷たさがかえって不快感となって苦しんでしまうケースも珍しくないのです。
2位とは主要成分はほぼ変わらないので、目の痒みや炎症を抑える効果は健在ですし、使用感の好みでどちらにするか決めるのがおすすめですね。
以上の3商品が、コンタクトありでも使えるおすすめの市販薬となりますので、まだ試したことがない方は一度店頭などでチェックしてみてください!
また、目薬を選ぶにあたって、花粉による目の症状で気になる方も多いと思いますので、以前記事にまとめた【花粉症の症状で目の腫れが気になる!目やにの原因やおすすめ対策も!】にも花粉症でありがちな症状を紹介しているので是非ともご覧ください!
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花粉症の目薬で処方薬はコンタクト用もあるの?
花粉症の症状がひどくなると、市販薬にだけでなく病院に出向いて処方薬を試してみようと考える方もいると思いますが、病院ではコンタクトなしの裸眼用の目薬を処方されることが多いようです。
目の関する炎症を抑えるわけですから、裸眼の方が十分に栄養が行き届きやすいですし、目薬に含まれている防腐剤によって、コンタクトレンズそのものに悪影響を与えてしまうのも理由かもしれません。
特に、ソフトコンタクトレンズを装用している方は、レンズ自体が吸着力が高いため、防腐剤が入っているとレンズの形状が悪くなってしまう恐れもあるので注意が必要です。
コンタクトレンズが傷つくということは、自動的に目の角膜を傷つけてしまうことになりますし、専門家の意見としては目の負担がかからないように花粉症になったらコンタクトの使用はできるだけ避けた方が良いと言われるケースがほとんどです。
また、市販薬についても、「防腐剤なしであればコンタクトありでも使用可能です」と専門家は回答されるようなのですが、「防腐剤フリー」となっていても、市販の目薬には少量の防腐剤が含まれている可能性もあることから、コンタクト用目薬を点眼するように勧められるようです。
花粉症の目薬でフルメトロンのコンタクトへの影響は?
引用:http://kobys.sblo.jp/article/174317529.html
花粉症の症状が重くなると、ステロイド治療を勧められる場合もあるのですが、抗炎症の能力の高い「フルメトロン点眼液」はコンタクトをつけたままでも使えるのでしょうか。
結論からいえば、コンタクト装着時のフルメトロン使用は危険です!
というより、ステロイド剤の配合された目薬は、花粉だけでなくウィルスなどの細菌から身を守る免疫細胞の働きを抑えてしまうので、コンタクトをつけたままで点眼すると、少しの傷や細菌でもすぐに傷ついてしまう可能性が高くなります。
その結果、より一層炎症が悪化してしまい、角膜膿瘍になる場合もあるそうです。
ステロイド剤は効果としては強いものが多く、一刻も早く治したい場合は処方されることもあるのですが、その分副作用も強いことから医師の指示を守ることが絶対条件でもありますし、コンタクトを使用することによって余計に炎症を引き起こすこともあるので気を付けましょう!
花粉症の目薬のコンタクト用おすすめまとめ
いかがでしたか?
花粉症対策として使われる目薬ですが、コンタクト装着時でも使えるコンタクト用の目薬を使うことによって、目の痒みや充血はもちろん、コンタクトをつけたままでも花粉で曇りがちになる視界をスカッとしてくれる便利アイテムになってくれるのでおすすめです。
ただ、目薬の種類によってはコンタクトレンズの変形や変色の原因になる可能性も十分にあるので、花粉の炎症を抑えてくれるからといって、コンタクト用ではない目薬を使うことは危険ですし、目に負担がかからないようなケアを日頃からすることが大切です!
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