甘酒は栄養たっぷりで飲みやすさにも定評があることから、日課として定期的に飲んでいる方も増えている飲み物でもあります。
美容効果も期待できることから、市販で売られているのもよく見かけるようになりましたが、せっかくなら甘酒を自宅で作ってみたいですよね。
そこで今回は、甘酒の簡単な作り方や甘酒を使ったスイーツやお菓子レシピをご紹介します!
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甘酒のレシピに炊飯器は定番!
健康や美容のために甘酒を自分で作る方も増えていることもあり、料理投稿サイトでは初めての方でも簡単に作れる甘酒レシピが多数掲載されています。
その中でも炊飯器を使ったレシピが人気であり、身近な家電を使って本格的な甘酒が作れることでも注目度が高まっています。
炊飯器による甘酒の手順としては、お米1合を研いでおかゆコースにして甘酒のベースを作ったら、用意した麹400gを手で念入りにほぐしてから、おかゆと混ぜ合わせることで馴染みが良さを実感できます。
この時、冷水を450ccほど加えるのですが、これは温度が上がりすぎてしまうおかゆを冷やすためであり、60℃以上になってしまうと麹に含まれる酵素の働きが衰えてしまうので注意が必要です。
おかゆと麹を均等になるようにヘラなどを使って混ぜたら、ぬるま湯を足しつつ表面を平らにするように綺麗にしてから炊飯器の保温ボタンを押します。
ここで炊飯ボタンを押してしまう方もいるのですが、間違えないようにしっかりチェックしておきましょう。
保温する場合は、炊飯器の蓋は閉めずに全体を覆い被せるくらいの布巾やザルなどを用意してほこりや虫が入らないようにします。
基本的には6~8時間ほど放置するのが望ましいのですが、1時間半~2時間おきにおかゆと麹がだまにならないように混ぜ合わせることで、定期的に甘酒の仕上がりを確かめられます。
また、炊飯器内の温度が60℃以下にすることで、甘味のある風味を甘酒に浸透させられますので、温度計などを使って温度調整をしましょう。
上がりすぎてしまうと栄養成分が壊れてしまったり、麹菌に対して悪影響を与えてしまうので、手間かもしれませんが小まめなチェックが重要です。
放置したら、蓋を開けたまま炊飯ボタンを押して、全体をかき混ぜながら沸騰するギリギリまで加熱して、仕上げに塩などを加えて味の微調整をします。
甘酒のベースが完成したら、適量をコップなどに入れてお湯などで味を調えると飲みやすい味わいとなります。
炊飯器で作るとどうしても甘酒が濃いめにできてしまうので、お好みに合わせて風味を変えられるのも手作りならではの魅力ですよね。
作りすぎてしまった甘酒に関しては、別容器に入れて温度が上がりすぎないように冷ますことで、甘酒が発酵しすぎるのを防いでくれますので、容器自体の温度も念のため確認しておきます。
炊飯器での甘酒は、比較的わかりやすいので挑戦しやすいですが、60℃という温度をしっかり守っていないと甘さが十分に出なかったり、上手に発酵が進まない可能性もありますので、保温の仕方や温度調整などは正しい手順で行いましょう。
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甘酒のレシピにヨーグルトメーカーで簡単に!
健康食品として毎日欠かさずヨーグルトを食べている方も多いと思いますが、自宅で簡単にヨーグルトが作れるヨーグルトメーカーで甘酒を仕上げることができるはご存知ですか?
ヨーグルトと同じ発酵食品でもある甘酒ですので、手順としてもヨーグルトを作る要領で簡単に作ることができますし、初めての方でも手軽に作れる安心感も魅力です。
ヨーグルトメーカーには発酵に必要な温度調整と時間設定をボタン一つで完了できるため、手作業で細かくチェックしなくても魔法のように甘酒を作れる優れものなのです。
用意した麹200gとお米300gを容器に入れて、熱湯を入れて両方が馴染むように混ぜ合わせたら、温度を下げるためにお水などで調整してヨーグルトメーカーにセットしたら完成です。
ヨーグルトメーカーによっては、甘酒コースが事前に用意されていることもあり、需要の高さが商品の機能を増やしているのも驚きですよね。
また、コースがない場合でも、温度は60℃にしてから6~8時間に設定すると甘酒本来の甘味を実感できる仕上がりになります。
ヨーグルトメーカーの機能を活用することで、熟練した知識がなくても簡単に甘酒を作ることはできますし、ボタンを押して放置するだけなので他の作業もしやすくなるのでおすすめです。
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甘酒のレシピで米麹が人気の理由は?
甘酒を手作りで作る際には、麹や酒粕を使うのが主流となっていますが、その中でも米麹を使うレシピが簡単かつ栄養成分も豊富ということで人気です。
米麹に含まれる麹菌には、甘味の成分を持っているブドウ糖によって砂糖なしでも味わい深い仕上がりを実現できますので、糖分が気になっている方にもおすすめなのです。
米麹にはビタミンB群やアミノ酸、ミネラルなどが豊富なのですが、これは点滴の成分と同じということがわかっており、甘酒を飲みながらにして体に必要な栄養素を補給できることでも注目されています。
麹菌は一緒に摂取した栄養素の消化吸収を助ける役割を果たしてくれるので、普通に摂取するようにもより多くの栄養成分を体内の摂り入れることが可能です。
また、体の新陳代謝を上げてくれたり、血行促進効果も期待できるので、余分に貯まった老廃物を流し出してくれますので、内側からの美容ケアにもうってつけなのです。
さらに、麹を使った甘酒はアルコール成分を含んでいないので、お酒の苦手な方はもちろん、運転前に一口飲むということもできますし、お子様や妊婦さんにも安心して飲んでいただけるのも嬉しいですね。
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甘酒のレシピで酒粕はアルコール配合!
ネット上などで見かける甘酒のレシピは、どちらかというと麹をつかったものが多くなっていますが、酒粕甘酒も麹に負けないくらい栄養素が豊富に含まれているのを覚えていてほしいです。
酒粕を使うことでアルコールが8%ほど配合された甘酒になるのですが、原料となる日本酒のように高度なアルコール量ではないので、比較的飲みやすい味わいとなっています。
アルコールによって体を温める効果が発揮されますし、生姜などを入れて後味の効いた甘酒を堪能することもできます。
酒粕に含まれる「レジスタンドプロテイン」によって腸内の脂肪を一緒に排出してくれる効果があるので、ダイエット中の方には心強い存在となります。
実は、レジスタンドプロテインは動物実験によって血糖値やコレステロールの数値を下げる効果も確認されていることから、糖尿病の方にも効果的なのです。
ただ、酒粕甘酒の要となる甘味は砂糖によるものなので、甘くしようとして砂糖を摂りすぎてしまうと逆効果になるので気を付けましょう。
また、アルコール量が少ないからといって、お酒に反応しやすい方にとっては注意が必要ですし、お子様や妊婦さんは飲むのを避けることが望ましいです。
加熱処理をしてアルコールを飛ばすことも可能なので、酒粕甘酒をどうしても飲みたい場合は、しっかりとアルコール分がなくなったのを確認してから飲みましょう。
甘酒のレシピのスイーツでおすすめは?
引用:https://www.kurashiru.com/recipes/5009efd0-679d-4647-ac1c-48e1c3c62294
自宅で甘酒を手作りしてどうしても余ってしまった場合などは、スイーツにして活用することで飲むのとはまた違った魅力を引き出すことができるのでおすすめです。
米麹を使った甘酒の場合、砂糖を使わずに甘味を感じられる強みがあるので、高カロリーになりがちなスイーツにも使いやすい食材になります。
甘酒として商品になるくらいの存在感を発揮してくれるので、スイーツに取り入れる際には甘酒をそのままゼラチンと混ぜ合わせて甘酒ゼリーを作ることができますし、フルーツなどを一緒にすれば果汁の旨味を感じられる美味しさとなります。
また、和風のスイーツとして人気の白玉だんごも甘酒を加えることで、カロリー控えめの味わいになるので、きな粉をかけて風味豊かなスイーツを食卓に飾ることができます。
さらに、甘酒と桃を一緒に冷凍庫で固めることで、甘い香りからして美味しいシャーベットも簡単に作れますので、シャキシャキの食感と桃の風味が相まってデザートとしてもおすすめです。
本来であれば、スイーツには砂糖が必需品ともなっているのですが、甘酒を加えるだけで手軽に甘みをプラスしてくれるので、健康的で美味しいスイーツを作りたい方は簡単で真似しやすいアレンジレシピを応用してみてください。
甘酒のレシピをお菓子やパンに!
引用:https://vivre-media.jp/1638/2
甘酒の強みでもある砂糖なしの甘味は、お子様にも嬉しいお菓子やパン作りにも心強い存在となりますので、いつものレシピに甘酒を加えることで深みのある味わいを堪能できます。
マフィンやキック―の隠し味として甘酒を使っている方もいるようで、特にふわふわの食感が楽しいマフィンの美味しさを最大限に引き出してくれます。
クッキーも比較的簡単に作りやすいですので、甘酒によって栄養たっぷりのお菓子をお子様に振る舞うこともできます。
オシャレな見た目から朝食の定番になりつつあるフレンチトーストも、甘酒に浸すことによってノンシュガーの味わいを堪能できます。
通常であれば、たくさんの砂糖に卵液に馴染ませるのですが、甘酒を使うことで砂糖を加える工程を省けますし、甘味が足りなければシロップなどで代用も可能です。
甘酒からの甘味によって、ベースとなるフレンチトーストへの砂糖の使いすぎを防止できますし、カロリーを気にしたりダイエット中にふと食べたいと思った時などにも試してほしいですね。
また、朝食として毎日甘酒入りのフレンチトーストを食べることで、知らず知らずに甘酒の栄養成分を定期的に摂取できるので、健康的な生活への近道ともなり得ます。
さらに、じっくり旨味を沁み込ませる蒸しパンに甘酒を加えることで、ふっくらとした見た目はもちろん、大納言甘納豆などを一緒に加えて贅沢な仕上がりを演出してお菓子の時間が楽しくなりますね。
甘酒のレシピで簡単な作り方やスイーツまとめ
いかがでしたか?
まろやかな味わいのある甘酒を自宅で作るのは、一見すると難しいというイメージが先行されがちですが、炊飯器やヨーグルトメーカーを使って思った以上に簡単に本格的な甘酒を作ることができるのは驚きですよね。
飲むというだけでも十分に堪能できる甘酒は、お菓子やパンなどに加えて砂糖を使わずに甘味のある仕上がりを実現できますので、ダイエット中にスイーツを堪能したいと思った方は、健康的な甘酒アレンジレシピをお試しください!
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