マフラーの車検基準は厳しい?音量や長さなど事前にできる対策とは!




安全なカーライフを送るためにも車検は必要不可欠なものですが、その中でもマフラーに関しては特に厳しい基準が設定されているので、マフラーの管理状況によっては車検は通らないことが多いようです。

特に、マフラーの音量に対する保安基準は年々厳しくなって、基準の数値を超えてしまうと車を運転することができなくなってしまうので車検を受ける前にしっかりとチェックしてきたいですよね。

そこで今回は、車検を受ける前に知っておきたいマフラーの豆知識や車検に通りやすくするための対策方法をご紹介しましょう!


スポンサーリンク


マフラーの車検の音量の判定基準をチェック!

マフラーの役割とは?

車におけるマフラーというのは、車のエンジンの特性を調整する排気パイプのことであり、エンジンを稼働することによって発生するガスを車体外部に排出させることができるのですが、その際に発生する排気音や、吸気菅に空気が吸い込まれる時に発生する吸気音などを低減させる働きを担っています。

既存のマフラーをそのまま使う方がいる一方で、車のエンジン音を大きくして迫力を楽しみたいと考える方も多いようで、自分なりにマフラーをカスタムして購入した時よりもエンジン音を大きくさせて走行しているケースも増えているのです。

手軽にドレスアップできるパーツでもありますので、個性ある車体にするためにマフラーをカスタムする方も多いのですが、車検に通らなければせっかく自分好みに仕上げた車を街中で走らせることはできないので覚えておきましょう。

マフラーの音量基準は厳しい?

マフラーの音量に関しては、保安基準第30条で一定の規制がかけられているのですが、音量は96db以下、軽自動車の場合だと97db以下に設定されています。

この数値は年々厳しくなっているのが現状で、エンジン音を楽しみたい方にとってはこの基準をクリアするのは簡単ではないといわれています。

マフラーの音量の保安水準については、「近接排気騒音」「加速走行騒音」「定常走行騒音」の3つの排気騒音が規定されているのですが、車検では「近接排気騒音」の項目だけチェックされることになります。

「近接排気騒音」に関しては、車とマフラーを十分に暖気させた後に、停止状態の車にニュートラルギアをかけて最高出力回転数の75%までエンジンを回した状態を一定の時間保持してから、急激にアクセルを離した際に測定される最大音量値が基準項目となります。

エンジンを回して保持する時間は一般的には5秒以上となっていて、専用の測定器をマフラーの出口付近から45度後方の同じ高さで0.5cmの距離に設置します。

正確な数値を測るためにも、車検場所は周囲の反射音などが響きにくい環境が整えられていることが多く、風速5m以下の状態で測定することが定められているので、微々たる誤差も見逃さない環境下で車検を行うことを自覚しておくのも大切ですね。

しかし、車を改造している場合によっては、数値が正確に定まっていないものもあり、検査官の耳で音量を確認するという時代があったようですが、現時点では機械による正確な測定が義務付けられているので、しっかりとした数値を元に検査しているということを覚えておきましょう。

車にあまり詳しくない私にとっては、マフラーに対してここまで厳しい基準設定がされていることは知らなかったのですが、車を安全に走行させるためにしっかりとした車検が行われているのは、同乗者としても歩行者としても安心しますよね。


スポンサーリンク


マフラーの車検でサイレンサー装着の場合は?

引用:http://sfc-honten.com/products/detail.php?product_id=49

車から出るエンジン音に対しての基準が年々厳しくなっていることもあり、自分でカスタムしたマフラーにしている方にとっては車検に通ること自体が難問となっているケースが見受けられます。

前回の車検では通っていたのに今回はだめだったという声も聞かれるほどですが、車による事故を防ぐためにも必要な検査なので、ドライバーとして車を運転するためにも基準水準を把握することが重要となります。

そんな中、車検に通りやすくするために、マフラーにサイレンサーを付けてマフラー内部の排気音を逃がして、大きさを低減させる方法もあるのですが、実際のところ、マフラーにサイレンサーを付けた状態で車検を受けることはできるのでしょうか。

マフラーからの排気音が小さくなるのはもちろんですが、サイレンサーを付けることで低速回転時にトルクアップが見込めるので、加速などがしやすくなったと感じる方も多いようです。

サイレンサーに関するマフラーにおける保安水準については、「消火器の騒音低減機構を容易に除去できる構造でないこと」が定められているのですが、溶接などによってマフラーに完全に装着した状態のサイレンサーであれば車検時に問題なく測定されるということになります。

しかし、ねじやボルドなどで一時的に止めた状態のサイレンサーであれば、容易に除去できてしまう可能性があることから車検に通らない可能性が高いでしょう。

サイレンサーがマフラーから落下してしまうと、他の車や歩行者にも危険を及ぼすことになりますし、自分の車に当たって事故を引き起こすといったケースもありますので、安全に運転するためにもサイレンサーはきちんとマフラーに装着された状態を維持する必要があるのです。

また、ボルトの強度によっては車検に通ることもありますが、マフラーからサイレンサーをすぐに取り外せるような状態と判断された場合は、元々取り付けられていない部品が設置されていると見なされてしまうこともあるので、車検を通すために一時的にサイレンサーを付けることは止めておいた方が賢明です。

車検というのは、車を安全に運転するために厳しい基準を設けているものですが、徹底した測定をしているのは事故を起こさないような車にするためのものなので、自分自身の安全のためになっていることを忘れないようにしましょう。


スポンサーリンク


マフラーの車検は証明書なしでもOK?

車を購入した際に、マフラーの証明書がメーカーから発行されるのですが、車検時には証明書を持って行った方が良いのか気になりますよね。

メーカーの純正品であることを証明する大切な書類となっていますので、メーカーからも大切に保管しておくことを促されると思うのですが、うっかり証明書をなくしてしまった場合などには車検を受けられなくなってしまうではと不安の声も少なくないのです。

実際のところ、マフラーの車検において一番大事となるのは測定される数値が基準に満たしているかということなので、証明書がなくても通らないということはないようです。

証明書というのは、マフラーの安全性を保証するためのものですので、たとえ証明書があっても基準を超える数値が出た場合は車検に通りにくくなりますし、何かあった時に手助けとなるお守り代わりに持っておくという方も多いようです。

ですが、基本的にはメーカーから事前に渡される書類については、車に関わる大切な項目が書かれていることも多いので、なるべくなくさないようにするのが賢明でしょう。


スポンサーリンク


マフラーの車検で修理が必要な場合とは?

引用:https://www.99kobo.jp/repair/muffler/01.html

車検を進めていく中で、マフラー本体に穴が空いていることを検査官に指摘される方も多いようですが、これはマフラーの劣化が原因とされていることが多く、車検に通らなくなる可能性もあるので覚えておきましょう。

マフラーが劣化する原因としては、大雨や雪などによって水が溜まりすぎてしまって負担をかけすぎてしまったり、海岸などを走行することが多かったり住んでいる方によっては海風など錆びてしまう場合もあるそうです。

また、大雪が頻繁に降る地域では、凍結路や雪に埋まった道に巻かれる凍結防止剤として重宝される「塩化カルシウム」によって錆が発生しやすくなってしまうので、マフラーが劣化しにくい環境作りの徹底を心がけましょう。

マフラーに穴が空いてしまうと保安基準における音量に満たさない数値が出てしまうことも多いですし、穴が空いている状態で車を運転すると負担がかかってしまってさらに大きな穴になってしまい、ますます音量増加の引き金になってしまいますので、車検で指摘された場合はすぐに修理することが賢明です。

費用的に余裕があれば、7~8万円ほどでマフラー自体を交換するという方法もありますし、中古品であれば1~2万円で交換できますので、日々のドライブの中でマフラーに穴が空いていたり錆びていないかをチェックしておくことも大切です。

マフラーの車検で長さもチェックされる?

マフラーの音量についての保安基準の数値は年々厳しくなっていることもあって、マフラーに対するカスタムについても規定外にならないように徹底したいと思っている方も多いと思いますが、マフラーの長さについて検査官からチェックされますので注意しておきましょう。

排気管の突出に関して定められた規定によると、マフラーはフロアラインを含む鉛直面から10mm超えて突き出してはいけないそうです。

また、排気管の端部に関しては、丸みがある場合に限り、25mm以上で円率半径を有するものであればフロアラインから含む鉛直面から10mm突出してもいいみたいです。

車体においてマフラーが「突起物」とみなされてしまう場合は車検に通らないということになりますので、音を大きくするためにドレスアップなどをしている場合には、事前にマフラーが突出しすぎていないかのチェックをしておくなど、車検に通らなくなるような要因を減らすことが大切です。

マフラーの車検はバイクにも必要不可欠!

車検をすると聞いた時に、まず頭に浮かぶのが四輪自動車だと思うのですが、二輪車や原付などのバイク車種にもマフラーにも装着されていることから、自動車と同じようにバイクも車検を受ける必要があります。

バイクのマフラーの音量測定に関しては、「近接騒音測定」「定常走行騒音測定」「加速騒音基準適合ASEP」の3つの項目のチェックがあり、マフラーの音量測定に関しては新車登録時に必ず受けなければならないとされています。

その中でも、「加速騒音基準適合ASEP」はヨーロッパ圏で採用されている音量測定方法を基準としているので、実際に市街地をバイクが走行したと想定した加速騒音レベルを計測するという新しい手法を取り入れているのです。

これは、電子化されたバイクのコンピュータが基準を満たすように書き換えられるのを阻止するという意味でも導入されたものであり、本場の技術を取り入れた車検を行うことでバイクをより安全に運転できるように徹底されていることがわかりますね。

マフラーの車検基準や豆知識まとめ

いかがでしたか?

車検においてマフラーに関する基準は年々厳しくなっていますが、定められた基準を把握することによって安心して車を運転することができますので、定期的にメンテナンスをすることが大切です。

徹底した検査を受けることによって、車はもちろん運転する自分自身や同乗者の安全も保証してくれることとなりますので、車検をクリアして快適なカーライフを楽しみましょう!

→ フォレスターの車検情報や燃費、中古車をもっと詳しく知りたい方はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です