大根の煮物が苦いのはなぜ?失敗しないコツや簡単リメイク術を披露!




和風の定番料理としても人気のある大根の煮物は、味がしっかり沁み込んでいることが魅力となっており多くの食卓で見ることができますが、出来上がった大根に苦味を感じたことはありませんか?

実は大根の煮物に苦味を経験したことのある方は意外と多いようで、苦味があることにより味の沁み込んだ大根の美味しさを半減させてしまう原因ともなってしまうのです。

そこで今回は、大根の苦味の原因や対処法、さらには大根を苦いと感じた時のリメイク方法など、大根の煮物をより美味しくするおすすめレシピをご紹介しましょう!


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大根の煮物が苦い原因になるものとは?

苦味の原因は大根の皮に関係が?!

大根を使った煮物料理をする際に、まず初めにする調理工程として皮をむく方が多いと思いますが、実は大根の皮にはルチンと呼ばれるポリフェノールの仲間である栄養成分が含まれているので栄養価の高い部分とされているのです。

ルチンには毛細血管を強くして上部にする作用があり、高血圧や動脈硬化にも効果があるということで生活習慣病防止にも役立ってくれる優れものでもあります。

また、抗酸化作用のあるケンフェロールの効果により血流を整える働きも発揮されますので、取り除いてしまいがちの部分ではありますが栄養成分がたっぷり含まれている部分なのです。

そんな栄養価の高い皮の近くには、ミロシナーゼというワサビにも含まれていることで知られている辛み成分が多く集まっているため、皮が付いている状態の大根の場合は苦味を感じやすいとされているのです。

さらに、大根の皮にはたくさんのポリフェノールが含まれているのですが、その中には苦味やえぐみの原因となるアクを誘発する成分も多く配合されていることから、大根を煮込んだ際にどうしても苦いと感じてしまうこととなるのです。

皮を完全に取り除いたとしても、皮から2~3cmの部分には硬い筋が密集しているため、その部分に取り除けなかった苦味成分が残ってしまっているので、味が上手に沁み込まなかったり大根を食べた際に苦いと感じやすくなってしまうのです。

ポリフェノールといえば、高い抗酸化作用によってアンチエイジング効果もあるということもあり、美容に気を遣う方にも注目されている成分でもありますが、苦味の原因になっているというのは驚きでした。

実はこのポリフェノールは植物が活性酸素から身を守るために作り出された物質とされているほどの成分で、有害な物質を無害にしてくれる効果もあるとても心強い存在ともなってくれているのです。

料理をしていく中で、普段あまり知ることのなかった栄養成分の効果や効能を知ることによって、どのような働きがあるのかを発見できるのも良い勉強になりそうですね。

大根は部位によって甘みが違う!

大根は煮込み料理はもちろん生でも食べることのできる万能食材としても重宝されていますが、実は大根は部位によって甘さや辛みが変わってくることをご存知でしょうか?

野菜サラダにも生の大根が入っていることがあると思いますが、比較的甘めの大根が使われていることが多いとされており、この場合は大根の部位の中で特に甘みの成分が集まっている葉に近い一番上の部分が使われているのです。

その逆で大根の下の部分には苦味や辛みの成分となるイソチオシアネートが多い含まれる繊維質となっているので、筋などが残りやすいことから漬物やお味噌汁などに使われることが多いようです。

例えば、大根おろしにすると普通に食べる時によりも辛みを感じやすいのは、イソチオシアネートがすりおろした時に発生するのが原因とされています。

大根の辛みを感じたいという方には下部分を使って調理することをおすすめしたいですが、煮物料理の場合には醤油やみりんなどで味付けをするのが基本となっているので、どうしてもその辛み成分が邪魔になってしまいます。

なので、大根の煮物を作る際には上下を避けた真ん中の部分を積極的に使うことをおすすめしたいですね。

真ん中の部分は甘さと辛さが適度なバランスで含まれているので、大根の旨味をしっかりと感じたい料理におすすめとなっていますので、主役となることの多い煮物料理には最適といえます。

また、比較的歯ごたえがやわらかい部分となっていますので、ホクホクとした美味しさ漂う食感を味わうことのできる真ん中の部分を煮物料理に取り入れる方が多いことでも知られています。

苦味のある成分があるからといって大根を煮込み料理に使いづらくなってしまっている方でも、苦みや辛みの原因となる成分の多い下の部分はなるべく避けることによってストレスなく煮込み料理を楽しむことができますし、大根の部位に対する知識を覚えておくと調理しやすくなるのでおすすめです。


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大根の煮物が苦いときの対処法は?

大根の苦味成分が密集している部分に注意すれば、煮込み料理に影響がないような仕上がりが期待できますので、調理をする際には大根に対してしっかりとした下準備することが大切です。

少し手間ではありますが、下準備をすることによって味の沁み込み方が格段に変わってきますので、苦味などで煮込み料理をするのを躊躇っている方には是非とも試していただきたいです。

大根の真ん中の部分を使う

大根の中でも煮物に最適とされるのは3等分した時に真ん中になる部分で、水分が多く含まれていて苦味を感じにくい部分でもありますのでおすすめです。

逆に下の部分は苦みや辛みを感じやすい成分がたくさん含まれていますので、なるべく苦味を避けたいと思っている方は部位の選び方を間違えないようにしましょう。

煮物料理はじっくり味を沁み込ませることが醍醐味となっていますが、真ん中の部分は味付けはしやすい部分でもあり、やわらかな食感も堪能することができますし、数多くの煮物料理に重宝されていますので、大根の部位に着目していなかった方は真ん中の部分を使ってみて味の違いを実感してみても良いかもしれませんね。

大根の皮を厚めに剥く

大根をよく洗ってから皮を剥く際に注意してほしいポイントとして、苦味成分の元となる部分のある皮の周りは硬い筋があり、美味しさを半減させる原因ともなってしまうので、なるべく厚めに剥くことを忘れないようにしましょう。

少し剥き過ぎかなと思うくらいでも大丈夫ですので、苦味が気になると感じる方は事前にこの処理を行っておくことによって煮物の仕上がりにも影響が出てくるので太めに剥くことをおすすめします。

また、面取りをすることによって煮崩れしにくくなりますし、隠し包丁で切り込みを入れることによって大根全体に味を沁み込ませることができるので覚えておきましょう。

大根の下茹でを忘れずに

皮を取り除き面取りをした大根は、そのまま煮込むのではなく事前に下茹でを行うことによって苦味を取ることでき、さらには仕上がりの白さを綺麗にしてくれますので忘れないようにしましょう。

下茹でをするポイントとしては、お米の研ぎ汁を使うと苦味の原因となるアクを取ってくれるので大根がたっぷり使るくらいの量で沸騰してから15~20分くらいを目安に茹でます。

お米の研ぎ汁がない場合は、お米を大さじ1杯ほど入れてから水を入れ茹でて一緒に煮ると同じ効果が得られますので覚えておきましょう。

あまり火を通しすぎてしまうと大根の煮崩れの原因になってしまうので、大根が半透明くらいになったら取り出すようにしましょう。

茹でた大根をしっかりと洗うことによって、取り切れなかったアクを取り除くことができるので、念入りに洗い流すようにしましょう。

下準備はどうしても手間がかかってしまい、何もせずに煮物をしてしまう方も多いかもしれませんが、大根の煮物の仕上がりを美味しくさせるための必要な手順としても覚えておきたいですよね。

皮を厚めに剥くことによって苦味の部分を取り除けますし、さらに下茹でをすることによってしっかりとアク抜きをすることができますので、苦味のない美味しい大根の煮物を作るためにも欠かせない大切な作業となるので忘れないようにしましょう。


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大根の煮物が苦いときはリメイクで解決!

事前に苦味を抑える方法を知ることで美味しい大根の煮物を作ることができるのですが、既に出来上がってしまった状態のものが苦い場合はどうすればいいのでしょうか。

苦味があるとはいえ、せっかくじっくり味を沁み込ませて作った大根の煮物ですしそのままにしておくのはもったいないですし、捨ててしまうのも心苦しいですよね。

そんな時にこそおすすめしたい大根の苦味が気にならなくなるアレンジレシピをご紹介しましょう!

大根と鶏ひき肉あんかけ

引用:https://www.pinterest.jp/pin/481322278901613178/

大根の煮物をさらに引きたててくれることで人気となっている「ひき肉あんかけ」は、水溶き片栗粉でとろみのある鶏肉たっぷりのあんが大根を優しく包みこんでくれるので、苦味を感じにくい味わいを引き出してくれます。

あんかけ自体にも味がついていますし、お好みで濃いめにすることもできますので、苦味の度合いに合わせて調味料などを調節してみることで食べやすさもアップするでしょう。

見た目にも華やかな印象を醸し出してくれますので、食欲を倍増させる効果もありますし、鶏ひき肉の旨味と一緒に味わうことによってさらに美味しさを堪能することができます。

大根のカレー煮

引用:https://www.kyounoryouri.jp/recipe/

お子様にも人気の味付けとなっているスパイスの効いた味わいが魅力的な「カレー煮」は、大根の苦味を緩和してくれるだけでなく、大根の煮物を別の風味に変えてくれるのでアレンジレシピとしても採用されやすいことで注目されています。

鶏肉や人参を加えることによってボリュームアップにも繋がりますし、ご飯にも合う一品としても重宝されていますので、大根の苦味を忘れさせてくれる存在となってくれるでしょう。

苦味を消すにはアレンジする素材が持っている味が濃いめの方が良いのですが、カレーはそれだけでメイン料理となるくらいの主張のはっきりとした味わいが特徴となっているのも魅力ですよね。

大根のチーズ焼き

引用:https://ameblo.jp/mannma2853/entry-12377942313.html

様々なアレンジレシピに重宝されている「チーズ」は、まろやかな旨味とチーズならではの味わいが苦味のある大根の味を和らげてくれるのに心強い味方となってくれるのでおすすめです。

チーズをかけるだけで一気に世界が変わるくらいの威力を持っている魔法の食材とも言えますので、和風の味わいから洋風の香り漂う新鮮な味わいを楽しむことができるのも嬉しいですよね。

調理方法もチーズをお好みの量かけてオーブンなどで焼くだけなので時短料理にもなりますし、幅広い世代で人気の味となっているチーズを加えることによって食卓を華やかに彩ってくれること間違いなしですね!

大根の煮物が苦くなってしまうというのは誰にでもあることですし、失敗してしまってもアレンジして美味しさを堪能することができますのは心強いですよね。

また、レシピ投稿サイトにはリメイクレシピも多数投稿されていますので、苦くなってしまった大根の煮物を美味しく変身させる術がたくさんあることを覚えておきましょう。


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大根の煮物で苦いときの対処法やリメイクまとめ

いかがでしたか?

大根の煮物を作る際に気になってしまう苦味は、煮物に使う大根の部位の辛みとなる原因が含まれている部分を取り除いたり、しっかりとした下準備をすることによって苦味を感じることなく美味しく仕上げることができます。

また、苦くなってしまった大根の煮物に関しても、様々なアレンジすることによってもう一度大根の旨味を美味しく堪能することができますので、真似できそうなレシピを使って大根の煮物を生まれ変わらせましょう!

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